Archive for the ‘岸のひとりごと’ Category

二男、修学旅行へ。

2021-11-19

〈大志、修学旅行へ!〉
特別支援学校に通う二男大志が、今日から一泊二日の修学旅行に旅立ちました。
長引くコロナ禍の中で二転三転、今度こそ!の願いも虚しく延期に次ぐ延期となっていましたが、今回やっと決行されました!

旅行会社さん、宿泊施設さん、そして学校の先生方、
皆様方の並々ならぬご苦労のお陰です。
当初は二泊三日で東京ディズニーランドの予定も、
長崎ハウステンボスをメインとした近場での旅行になりましたが、
子供たちは心から楽しみにしていました。
我が家の大志もここ最近はイタズラや問題行動が過ぎると、
私や家内からの「あ、修学旅行行かんっちゃね?ふ〜ん」の言葉にサッとおふざけモードがピタリと止むので、この魔法の言葉は大層便利だったんですが(笑)、
さあ、帰宅後はどうしよう?
まあ、どうにでもなる。どげんかはなる。の気持ちでやるしかないですわね。
とにかく目いっぱいクラスのみんなと楽しんでおいで。
父と母は今夜くらいは各々、お酒でも飲んで自由を楽しみます。
先生方、どうぞよろしくお願いします!

コーヒー豆の焙煎始めました。

2021-11-07

片手鍋で始めたコーヒー自家焙煎。本日はブラジル豆。
コーヒー好きが高じどうしても焙煎がしたくなり、
ジュピターコーヒーで生豆を初めて買ったのが2か月前。
コロンビア➡︎キリマンジャロと続き、今日がブラジル。
1ハゼが9分、そして19分で火を止めました。
味は初回にしてはまずまず…といったところでしょうか😊
今後も楽しみながら励みます。

我が家は今、レモンバブル!

2021-10-29

我が家は今、ちょっとしたレモンバブル(笑)
高校時代の同級生が庭に生ったという純国産無農薬レモンを沢山持って来てくれました。
普段はスーパーや八百屋で見かけてもなかなか手が出せない国産レモン。
お陰様で、皮ごと摺り下ろしてレモン酎ハイにしたり、レモンスカッシュにしたり、
レモン漬けにしたり、スライスして食べたりして毎日、楽しんでいます。
T君、ありがとう!

さようならイデ隊員!

2021-08-25

ウルトラマンのイデ隊員役を演じられた俳優の二瓶正也さんが亡くなったと知り、とてもショックを受けている。
精鋭揃いの科特隊の中でユーモアがあってホッとさせられる存在だった彼が、私は大好きだった。

イデ隊員は科学者として様々な武器を作る担当だったが、
ある回で怪獣を倒すのはいつも自分たち地球人ではなくウルトラマンであり、自分の作る武器に意味はないのではないか、と疑問を持つシーンがあった。

しかし、このドラマの最終回においてウルトラマン最強の敵、
ゼットンによってウルトラマンが倒され、ひかりの国M78星雲に還って行った後、彼は憎きゼットンを倒すための超強力な武器を作り、
ついにはその戦いに勝利する。
「ウルトラマンが居なくなったこの地球の平和は、自分たちの力で守っていこう!」との決意のもとエンディングを迎えたこのドラマは、
当時6歳だった私に強い影響を与えてくれたと今も感謝している。

二瓶さんの、いやイデ隊員のご冥福を心からお祈りいたします。合掌

強烈な違和感を感じたこと

2021-06-29

〈強烈な違和感を感じたこと〉

はじめにお断りしておきますが、これは私見です。
昨夜放映された日本テレビ系『深イイ話2時間SP』内のラミレス氏家族の兄弟についての番組の取り上げ方には、障がい児とその兄弟を持つ親として、
とても違和感を感じました。
兄弟児は障がいを持つ兄弟(姉妹)のために存在するものではありません。

我が家の場合で言えば、障がいを持つ二男に対して優しく思いやりを持って接してくれる長男には心から嬉しく思い感謝していますが、
私たち夫婦は彼に弟の世話を強制したりサポートすることを過度に望んだりはしませんでした。

彼には彼の、弟である二男大志には大志の、それぞれの人生があるからです。
長男のような兄弟児は、それでなくても様々な悩みや家族にも打ち明けられない葛藤を抱えたりしているものです。

それを、ラミレス家では3歳という幼い年齢で「僕はケンジ(お兄ちゃん)のために生まれて来た」と思わせている事に、
「おいおい、それは違うぞ!」と思ったのです。
映像を見ると、弟君は自発的に兄ケンジ君を優しくサポートしていました。
それ自体は涙が出そうなほど健気で美しい姿でした。

ただ、弟君。君は君の人生を生きていいんだよ。
お兄ちゃんを大切に思う気持ちは素晴らしい。
でも、君は君らしく生きて幸せにならなくてはいけないよ。
誰かのためだけに使命を持って生まれて来たなんて、
そんな十字架を背負う必要なんて何もないよ。
そう弟君に伝えたいと思いました。

もしかすると、ラミレス氏本人が番組の取材担当者に伝えたかったことと、
実際の放映内容に乖離があったのかもしれません。
番組の演出という部分でラミレス氏家族の意向とは違うものになっていた可能性もあります。
でも私は同じダウン症児を持つ親として、黙っている事が出来ませんでした。
これはあくまでも私見です。
色んな意見もきっとあると思います。
今回、私と家内は同じ感想でした。とても考えさせられる番組でした。

保護者は我が子である障がい児の家庭内での療育・介助は当然とはいえ、今や幼児期から高校を卒業するまで支援教育があり、放課後等デイサービスがあり、短期宿泊も可能という本当に有り難い時代です。
高校卒業後はグループホームでの生活支援介助も受けることが出来、
兄弟児がその人生を捧げるが如く四六時中サポートをしなければならないとは考えにくい福祉サービスが充実しています。

そして、こうした制度を構築して下さった先輩保護者さんをはじめ、
愛深き教育者の皆様、行政の方々、多くの皆様のお陰で私たち家族も助けられています。
心から感謝いたします。

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